治療方針決定
子宮頚がんと診断されて2週間。
その間にMRIに入ったりなんだかんだと過ごしていた。
そしてついに主治医先生による治療方針の説明が行われた。
同年代くらいの男性医師。
先生の説明によると、
子宮頚がん(扁平上皮がん)のステージⅠ B2期
肺などへの転移はなく、手術で子宮と卵巣をとりましょう。とのこと。
広汎子宮全摘出手術 というらしい。
最終的にステージが決定するのは手術が終わり、
リンパへの転移の有無や、がん細胞の病理検査結果が出てからなのだそう。
その上で追加治療、放射線治療、抗がん剤治療の必要の有無を検討する。
手術は1ヶ月後。入院期間は2週間程度で面会はなし。コロナ感染防止のため。
今日はじめましての男性医師が私の主治医となるのだけど、この先生、もんのすごくあっさりさっぱりしている。
冒頭の説明をサラサラ〜っとして下さったあっさり先生は、
手術の内容について
「広汎子宮全摘出手術はね、ネットで調べたら出てくるので見てみてくださいねー」
と言い放った。
はぁぃ…。
芸能ニュースじゃあるまいし、ネット見ろって言われてもなぁと思いつつポカンとしている私を他所に、診察は終了した。
先生のそっけなさに、心の中に寂しい風が吹いたような気がするけど、今は思う。
これが先生の優しさなんだ。
この先どうなるかわからない大きな不安を抱えているのに、先生に心配そうにされたら、きっともっと不安になってしまう。
それに、一歩診察室を出れば待合室には大勢の人が待ってる。
手術の説明をいきなりされても私の場合は右から左に流れていくだけだし、どのみち帰ってから検索魔になるのだ。その時間でこの大勢の患者さん達の待ち時間を少しでも減らせるならそれでいいじゃないか。
なるほどなぁ。先生すごいや。
(後日入院の前に家族同席で、先生手作りの子宮模型を使用してとても詳しく手術の説明をしてくださいました。私でもわかるようにゆっくり丁寧に。ありがとうございます。)
この時期はとにかく1日1日が長く、暇さえあれば子宮頚がんについて検索していたように思う。
主にブログ。そして見るのは今の自分と同じ状況のことばかり。(検査から手術までの流れ)
なので、手術の後の生活や精神的不安の恐怖に気づいていなかった。
でも今思えばそれで良かったのだと思う。
手術の前から必要以上の不安を抱えているより、目の前の手術を乗り越えることだけを考えていられたから。
ごあいさつ
お立ち寄りいただきありがとうございます。
台風が近づいていて、今日はとても寒いです。
暖房をつけようか迷うほど。
そろそろお鍋の季節ですね。
めちゃくちゃ辛い鍋も食べたいし、おでんもいいですね。
おでんのはんぺんの美味しさに気づいたのが去年でした。遅すぎ。
今までもったいないことしてたなぁ。
今年はたくさん食べます。
ももこ。