ももこのひとりごと

ステップファミリー始めたら子宮頸がんになっちゃてどうする、私。

入院までの日々

担当医の説明から入院日まで約1ヶ月ある。

この1ヶ月がまた長い長い日々だった。

1日1日はあっという間に終わるのに、手術日に全然近づかないんだけれど、なんで?

ってな具合。

 

この間なにをしていたかというと。

仕事

旅行

手術ブログの検索 

入院の準備

など、割と忙しくしていたように思う。

 

ちょうど連休があったため、家族で2泊3日のプチ旅行へ出かけた。

この旅行、計画していたのは精密検査の前からで、こんなことになるとはさっぱり思っていなかったので衝撃の診断を受け、フワフワしたまま旅行当日を迎えた。

それでも子どもたちは楽しみにしているし、特に次女は1週間前から張り切って準備していた。

「あれもこれも持っていこう!ね、ママの服も一緒に入れてあげるね!早く準備しなきゃ、もう明日出発だよ!!」

と、急かされ手伝われ、次女のお陰でなんとか準備を終わらせ。いざ出発!

 

蒼さんが運転する助手席で、眺めの良い景色を見ているとどうしても考えてしまう。

 

もしかしたらこれが最後の旅行かもしれない。

後ろに子どもたちの声を聞きながら、ワクワク感と一緒に見る緑と青と白のコントラストがいつもと違う、悲しさと申し訳なさが混ざり合って曇る。

油断すると涙が景色を揺らしてしまうので時々眠りながら道中を過ごした。感の良い蒼さんが気づいてしまわないように。

それでも天気に恵まれ久々の旅行を楽しむことができたし、なによりこれが最後かもしれないという漠然とした不安が、ひとつひとつの小さな出来事を幸せだと噛み締めさせてくれたように思う。

 

本格ハンバーガーが人生の中で最高に美味しかったことや、桜がとんでもなく綺麗だったことも、予約した居酒屋さんで子ども向きな食事がなかったけど全然いーよ♪と楽しんでくれたこと、子どもたちと私がスムーズに買い物ができるように面倒なことを全て引き受けてくれる蒼さんの優しさも全部、涙が出るほどに嬉しくて嬉しくて、

私は優しい人に囲まれていてすごく幸せで、

 

ごめんね。

と思う。

いなくなったらごめんね。

 

がんと診断されるってこんなに怖いことなんだ。

 

でも受け止めなければいけない。

向き合わなきゃいけない。

今見つかって良かったんだ。

前を向こう。

ストレスは体に良くないしね。

 

 

私は優しい人に囲まれて幸せ。

ごめんね。じゃなく

ありがとう。

と思おう。

優しさで返そう。

ママ頑張るね。

 

 

さてさて、子どもたちにはいつ伝えよう。

病気のこと、入院のこと、手術のこと。

早すぎてもソワソワさせちゃうかな?

ギリギリはマズイよね…

 

ということで(?)入院の2週間前に伝えました。

結果

2人とも、ママが2週間も家にいないことに驚きと戸惑い。

次女はぽろぽろ泣き「寂しいー😭」

長女に関しては「2週間は無理ー。ないってそれはー😩」

あんまり伝わってないな、これは。

まぁそんなに重く受け止められても困るし良しとする。

とりあえず大事な仕事がひとつ片付いた(?!)ので、次は入院準備に取り掛かるべし。

 

 

ごあいさつ

お立ち寄りいただきありがとうございます。

スープカレーが大好きです。(急に何。)

まるごと一本の人参とじゃがいも、チキンレッグ、茄子やパプリカもいいですね。

野菜をまるっと食べられるのが美味しい嬉しい。

そして、忘れちゃいけない。スープカレーのトッピングで1番好きなのが納豆です。

スパイスの良い香りと辛味に納豆がとっても合います。

めちゃくちゃ美味しいです。

スパイスを香水にして持ち歩くのが夢です。(周りに腹ペコさんしかいなくなるわ)

 

食べたいなぁー。

 

また書きます。

 

ももこ。

 

 

 

 

治療方針決定

子宮頚がんと診断されて2週間。

その間にMRIに入ったりなんだかんだと過ごしていた。

そしてついに主治医先生による治療方針の説明が行われた。

同年代くらいの男性医師。

先生の説明によると、

子宮頚がん(扁平上皮がん)のステージⅠ B2期

肺などへの転移はなく、手術で子宮と卵巣をとりましょう。とのこと。

広汎子宮全摘出手術 というらしい。

最終的にステージが決定するのは手術が終わり、

リンパへの転移の有無や、がん細胞の病理検査結果が出てからなのだそう。

その上で追加治療、放射線治療抗がん剤治療の必要の有無を検討する。

手術は1ヶ月後。入院期間は2週間程度で面会はなし。コロナ感染防止のため。

 

今日はじめましての男性医師が私の主治医となるのだけど、この先生、もんのすごくあっさりさっぱりしている。

 

冒頭の説明をサラサラ〜っとして下さったあっさり先生は、

手術の内容について

「広汎子宮全摘出手術はね、ネットで調べたら出てくるので見てみてくださいねー」

と言い放った。

はぁぃ…。

芸能ニュースじゃあるまいし、ネット見ろって言われてもなぁと思いつつポカンとしている私を他所に、診察は終了した。

先生のそっけなさに、心の中に寂しい風が吹いたような気がするけど、今は思う。

これが先生の優しさなんだ。

この先どうなるかわからない大きな不安を抱えているのに、先生に心配そうにされたら、きっともっと不安になってしまう。

それに、一歩診察室を出れば待合室には大勢の人が待ってる。

手術の説明をいきなりされても私の場合は右から左に流れていくだけだし、どのみち帰ってから検索魔になるのだ。その時間でこの大勢の患者さん達の待ち時間を少しでも減らせるならそれでいいじゃないか。

なるほどなぁ。先生すごいや。

 

(後日入院の前に家族同席で、先生手作りの子宮模型を使用してとても詳しく手術の説明をしてくださいました。私でもわかるようにゆっくり丁寧に。ありがとうございます。)

 

 

 

 

この時期はとにかく1日1日が長く、暇さえあれば子宮頚がんについて検索していたように思う。

主にブログ。そして見るのは今の自分と同じ状況のことばかり。(検査から手術までの流れ)

なので、手術の後の生活や精神的不安の恐怖に気づいていなかった。

でも今思えばそれで良かったのだと思う。

手術の前から必要以上の不安を抱えているより、目の前の手術を乗り越えることだけを考えていられたから。

 

 

 

ごあいさつ

お立ち寄りいただきありがとうございます。

台風が近づいていて、今日はとても寒いです。

暖房をつけようか迷うほど。

そろそろお鍋の季節ですね。

めちゃくちゃ辛い鍋も食べたいし、おでんもいいですね。

おでんのはんぺんの美味しさに気づいたのが去年でした。遅すぎ。

今までもったいないことしてたなぁ。

今年はたくさん食べます。

 

 

ももこ。

 

 

会いたい

4人暮らしを始める前、私が蒼さんに会えるのは多くても月に1度だった。

まだ子どもたちに蒼さんの存在を伝えていなかった頃は4、5ヶ月会えないことも何度もあったし、次に会えるのいつかなぁといつも考えていた。

会おうと思えばすぐ会える距離にはいたけど、仕事もあり子どもを頻繁に預ける訳にもいかない。

会いたいなぁと思う気持ちと、蒼さんに申し訳ないという気持ちもあった。

蒼さんは、そりゃもちろんたくさん会えたら嬉しいけど自分に会うために、その分毎日小学校と保育園でがんばってる子どもたちを寂しい気持ちにさせるのは嫌だ。ももこさんと子どもたちが一緒に今日も笑っているって思えることで仕事を頑張れるし、嬉しい。といつも言ってくれていた。

寂しいー会いたいーもう限界だーなどと騒いでいる私とは生きている階層が違う。

そんな蒼さんでなければ、7年間の電話やLINEばかりの交際期間は続かなかったかもしれない。

そして、その分会えると決まったときの喜びが凄まじい。

絶対にこのチャンスを逃したくない。

そのためには、子どもたちに風邪を引かせるようなことがあってはならない。

保育園に通うと、当然やたら風邪をひくのだけど、1歳から保育園組の次女はその時には随分免疫が付き、仕事を急に休まなくてはならないこともほとんどなかった。

長女も私に似てめったなことでは体調を崩さない。頼もしいやつだ。

それでも、当日の朝急に熱が出るなんてことがあるかもしれないので十分注意が必要だ。

 

楽しみが待ってると仕事も頑張れるし、次女のイタズラだって笑顔でかわせる。フフン。

相変わらず時間はないけど、気持ちに余裕が生まれる気がする。

楽しみの力は凄い。

 

当日の朝になるともう、心臓はドキドキ、地に足がついてないフワフワ感で夕方まで過ごしていた。

楽しい時間はあっという間に、本当に一瞬で終わってしまうのだけど、あの時の私にとって、あの時間が本当にエネルギーになっていたし、癒しの時間だった。

ちょうど良いペースでにんじんをぶら下げてもらい走り抜けてきたように思う。

会いたいが私の原動力になっていた。

 

一緒に暮らし始めてしばらく経っても、蒼さんと同じ家にいることや、蒼さんが帰ってくることに驚きと喜びを感じながら心臓をドキドキさせている。

 

 

ごあいさつ

こんにちは。

お立ち寄りいただきありがとうございます。

昨日から24時間テレビを観ていますが

毎年、深夜コーナーの時間には寝落ちしてしまいます。今年も観れませんでした。来年こそは観るぞ。

 

今年のテーマが「会いたい」とのことなので、私が会いたいのは誰かなぁと考えていたのですが、

会いたいのボリュームが1番大きかったのはあの頃かなぁと1人で思い出していました。

 

かねちさんもきらりちゃんも無理せず笑顔で楽しんでほしいです。

 

ももこ。

 

#会いたい#24時間テレビ#ステップファミリー

 

 

 

 

 

検査結果

大丈夫

クリニックで紹介された○〇病院にて、コルポ診を受けた。

結果は2週間後。

この2週間がとんでもなく長い。

楽しいことが待ってる2週間とは全然違う。と思いきやちょっと近い部分もあるのかもしれない。

私、楽しみが待ってるときは、当日がくるのがなんなら嫌、ぐらいの気持ちでいる。

楽しみが終わっちゃうのが悲しいから。遠足の準備が一番楽しい。そんな気持ち。

一方、検査結果に関しては早く知りたい、悪いほうに考えてしまう自分もいるけど、

心の底では大丈夫だと思っている。自分は病気にはならないという意味不明な自信。

実際健康診断だって「A」以外の結果見たことないし…

だから大丈夫なはず。早く問題ないって言われたい。

けど、もし大丈夫じゃなかったら… の堂々巡りで、結局は検査結果を知りたくないから当日にならないでほしい。

そんなことをごちゃごちゃと考えているうちに、いよいよ結果当日。

 

11時に予約していたので受付を済ませ待合室で待機。相変わらずの人・人。

時間潰しにブログを読んだり、うたた寝したり。

それにしても呼ばれない。時計は13時を回っていた。

私より後に来た人がどんどん呼ばれて、あんなにたくさんいた人が、2、3人になっている。

予約の意味。 

とそこに看護師さん登場。私の受付番号を読み上げる。

「はい…」

「ももこさん? ごめんなさいお待たせして。あのね、検査の予約とか今日決めたいから最後に回したいのだけど、お時間大丈夫?」

「だ…だいじょうぶです。」

「すみませんね。じゃあもう少しお待ちください。」

 

待って。今検査の予約入れるって言ったじゃない。

何の検査よ。え。やっぱり上皮内癌確定?

先輩ブロガーさんで予習済みなのよこっちは。

CTとかMRIとか次々と検査するんでしょ。

あー、やっぱり子宮なくなっちゃのかな。

 

上皮内がんの検索結果が並んだスマホの画面をぼーっと見ていると、ピコん♪という音と共に診察室前の掲示板に自分の番号が表示された。

診察室に入ると、例の眩しい女医さん。

椅子に座っても、女医さんの顔は電子カルテの方を見たまま。

「……はい。お待たせしてしまってすみません。あのー。」

と言いながら気まずそうにこちらに顔を向ける。

素直な人なのね。表情に出ちゃってますよ。

 

「今回上皮内癌の疑いということだったんですが、検査の結果、

子宮頸がんの診断が出てしまいました。」

 

「・・・えーっと。はい…。」

(!!!!!!!!??)

 

「3カ所から細胞を採りましたが、3カ所全てからがん細胞が見つかりました。

これからさらに詳しい検査をして、どのように治療していくか検討します。

子宮内に留まっているのか、転移があるのかなど調べていきます。

今日この後お時間あれば、CT検査をしたいのですがいかがですか?」

 

「・・はい。大丈夫です。」

(全然大丈夫じゃないです。上皮内がんで、まだがんになってないから子宮をとれば大丈夫です。

と言われる心持ちでいました。)

 

頭の中は大混乱、心臓バクバクしている私をよそに検査の予約システムがうまくいかず、女医さんと看護師さんがなにやら騒いでいる。

ほったらかしにされていることが、逆にありがたかった。

 

待合室でのフラグは上皮内癌ってことだと思ってたなぁ。

そっちかー。治る?治るよね? 

きっと顔には出ていなかったと思う。昔から何考えてるかわかんないってよく言われるし。

 

女医さん「急に言われても戸惑いますよね。なにか質問はありますか?」

「そ…うですね。」

声を出した途端、涙が込み上げてきたので言葉と一緒に飲み込んだ。

「大丈夫です。」

 

今日、大丈夫しか言ってないや。私。

 

「では、この後CTに入ります。MRIは2週間後になります。

その後、別の医師が担当になりますので詳しい検査結果をご説明しますね。」

 

促されるまま、点滴をされ、CT室へ連れていかれる。

「造影剤を入れると、あったかーくなっておもらししたみたいでびっくりするかもしれないけど大丈夫だからね。」

年配の看護師さんが笑顔で話してくれるのがありがたい。

CT自体は15分程度?で終わったと思う。痛くも痒くもない、看護師さんが言ってたあったかくなる感じも、あぁ今のこれがそうか。ぐらい。

 

家に帰り普段通りに振る舞おうとするも、蒼さんは、病院のことについて私が何も言ってこないことで何かを察知している様子。

あえて何も聞いてこない。

子どもたちが寝たあとで、言わなきゃと思い蒼さんに向き合ったが、なんて言っていいかわからず

「…ごめんね。」

言った瞬間抑えてたものが溢れて

涙が止まらなくなってしまった。

 

ごめんね。ごめんね。

 

落ち着くまで優しく背中をさすってくれた。

 

「がんだって。上皮内がんじゃなく、がん。子宮頸がんで、また詳しい検査をして治療法を決めるって」

「そっか。

とにかく詳しく調べてもらわないとね。

ももこさんは体のことだけ考えて、他のことは何も心配しなくていいから。

一緒に頑張ろうね」

 

蒼さんのトレーナーを涙でさんざん濡らした後、ベットに入り布団をかけてもらう。

「大丈夫だよ。」

蒼さんの言う大丈夫は安心するなぁ。

本当に大丈夫って思えちゃう。

私の言う大丈夫とは全然違うや。なんて考えているうちにいつの間にか眠っていた。

 

 

 

ごあいさつ

お立ち寄りいただきありがとうございます。

春巻を作ったときに、皮が1枚余ったのでベビーチーズを中に巻いて揚げたんですが、それがシンプルにものすごく美味しくて、それ以来春巻を作るときはわざと2枚ぐらい残し自分だけの楽しみにしています。

 

 

ももこ

 

 

 

#子宮頸癌#検査結果

 

 

 

 

 

 

 

 

精密検査

どっち?

クリニック受診後、忘れたころに郵送されてきたのは

「子宮頸がん検査の結果、HICL・高度異形成 要精密検査」

 

 

異形成とは、正常な細胞からがん細胞へ進行する途中のグレーゾーンを表しており、

  軽度→中度→高度 と進んでいくらしい。

高度になれば、それだけがんに近づいているということ?

ちょっと不安。。

 

まぁ、でも大丈夫でしょ。と、重く考えることもなく再度クリニックを受診した。

 

前回のおじいちゃん先生でも、女医さんでもない男性の医師(院長先生でした。)

先生の手にあるカルテに 「SCC」の文字が見えた。

「検査結果ではHICL、高度異形成と書いてあったけど、SCCにかなり近い。

上皮内癌の疑いがあるから、別の病院で検査してもらってね。〇〇病院か△△病院になるけどどっちにする?」

 

どっちって言われてもなぁ。

 

「〇〇病院が近いのでそっちで。」

と、訳も分からず近いほうに決めてしまった。

おすすめはどっちですか?とか聞いても良かったのかな?

 

 

なんだか思っていたのと違う。

今度は上皮内癌って。どんどんグレーに近づいてるじゃん。

無知なだけなんだけれど、異形成と言われてもお気楽に構えてた私。がんという言葉の響きはズドンと重い。

上皮内癌はまだがんじゃないのに。

帰宅してすぐ○〇病院に連絡し、予約を入れてもらった。

 

なんとなく、蒼さんには上皮内癌については言えず、精密検査の予約をしたとだけ

伝えた。

どうせすぐ言わなきゃならないのに。

 

 

こるぽすこぴー

精密検査を受けるため、〇〇病院へ。

予約をしてても1時間は待つだろうなと思っていたのだが、比較的あっさり呼ばれる。

緊張気味で診察室に入ると、めちゃめちゃ若い女医さん。

マスクで目元しか見えないけれど、困惑するぐらい20代も前半も前半にしか見えない。

え?医師って最短何年でなれるんだろ?と頭の中は女医さんの医師免許取得までの道のりでいっぱいになってしまった。。

研修医辺りまでの想像が進んだところで、内診室へ行くよう言われる。

あんまり聞いてなかったけど、こるぽすこぴい とやらをやるんでしょ。

ネットで予習してますから。

 

コルポスコピーは、がん検診のときよりも多めに、数カ所から細胞を採取する。

女医さんは優しく「痛かったらごめんなさい。」と言いながら進めてくれた。

「3時…6時…」とつぶやいていたので採取する方向のことだろう。

パチン。パチン。と、細胞を切ってますという音が聞こえる。

そんなに痛くはない。けどやっぱり機械が入ってる感覚と、体の奥をツンと刺されるような居心地の悪さがなんとも嫌で、自分の手をぎゅうっっと握りしめていた。

「出血があると思うからガーゼ詰めておきますね。大量に出血するようなら連絡をください。」

ここまでも全部ブログ等で予習していた通りだ。ありがとうございます。

 

診察室へ戻り、次の予約を入れるも、特に所見なし。

検査結果をとにかく待つということでよろしいですか?

 

結果が出るまでまたここから長い長い日々になるんだろうな。

上皮内癌。子宮全摘出。手術。不安。

 

ふわふわした気持ちで会計を済ませ、帰宅。

大量出血することはなかったけれど、ガーゼが擦れるようで痛かった。

 

明日から連休だ。お天気だといいな。

 

 

 
ごあいさつ

お立ち寄りいただきありがとうございます。

最近枝豆にハマっている私です。

青果コーナーで買ってきて茹でるとかじゃないです。冷凍のやつです。

いつも行くスーパーの枝豆が薄味すぎて、いい塩梅のを探してるところです。

 

 

ももこ

 

 

 

 

 

異変

はじまりは不正出血

コロナが少し落ち着いたかな。というある年の春先。

家族で温泉旅行を計画した。

春とはいえまだまだ雪がガンガン降る地域なので、髪が凍りそうな気温の中で入る露天風呂が最高なのだ。

温泉を明日に控えウキウキな私を、ヤツが一瞬でどんよりに変えた。        

 

トイレでがっくりとうなだれる私。 完全に生理だ。

 

以前は28日周期でぴったり来ていた生理が、ここ2.3年で不順になっていた。

生理日管理アプリが出してくれる予定日を1週間遅れるなんてこともたびたびあったし、この月も、温泉旅行の日には生理は終わっている予定だった。

なのにまだ始まってもいなかったし、前兆に必ずある眠気やイライラもない。

これはきっと1泊2日の温泉が終わるまで来ないだろう。と都合良すぎな考えでのんびりしていた。

それがこんな直前になって。

 

もう!

せっかくの温泉なのにーー!

(そもそも計画性がない私がいけないのだけど。ピルでずらすとかしとけよ。)

 

ズーーーンとした気持ちのままその日を過ごしたのだが、

あれ?あれれ?

最初にトイレに行って以来、全然出血しない。

出発の朝も全然出血なし。

なんだか変だけど、とりあえす温泉入れるーー!うれしー!

と単純な私は温泉を満喫した。

 

 

2回目の生理と出血

無事に(?)温泉旅行から帰った私は、そういえばあれはなんだったのかと

改めて考えた。もしかして妊娠?!それはちょっとビビる…

違うとは思うけど一応、ドキドキしながら検査してみるも陰性。

 

その後1週間を経過してやっと改めて生理が来た。

いつも通りの量、期間で。

 

ほっとしたのもつかの間で、性交後出血がこのあと2回ほどあり、やっぱりなにかおかしいと思い病院を受診してみることにした。

 

 

ガン検診

異変を感じた私は、割とすぐにクリニックを受診した。

女医さんがいるクリニックだったのだが、その日はおじいちゃん先生だった。

女医さんが良かったな。と思いつつ内診台へ上がる。

何回乗っても慣れない と、よく目にする文言そのままの気持ち。

痛いし。。

先生曰く

「びらんでしょう。子宮の壁が脆くなってる状態だから簡単に出血するよ。生理周期も長くなっているでしょう。」

「しばらく検診受けてないから、一応子宮頸がん検診しておこう。がん検診に引っかからなければ特に気にしなくてもいいよ。」と。

 

出血しやすくなってるから。ってのが原因ね。

原因が分かったからとりあえず安心。

 

よし。これでひと仕事終わり!

あとは「異常なし」と書かれた検査結果が届くのを待つだけだ。

私にしては素早い行動だった!よしよし。

 

と本気で思っていたし、受診から3日後には検査結果が届くことすら忘れていた。

なんておめでたいヤツなんだと今では思う。

 

そろそろダウンコートを仕舞おうかと考えていた頃。

検診のことなんてすっかり忘れて過ごしていた私に、見覚えのある字で宛先が書かれた封筒が届いた。

見覚えがあるのも当然。検診結果を郵送してもらうためにクリニックで自分が書いたんだから。

 

やっと届いたか。と、忘れていたくせに偉そうに。

「異常なし」を確認しようと軽い気持ちで覗いた用紙には、

「高度異形成(HISL)

至急受診してください。精密検査を受けられる病院を紹介します。」

                          

なにこれ。どっきり?

「あははー…。」 と言いながら隣にいた蒼さんを見ると

「え。大丈夫?かな。早めに行かなきゃ。」とほんの少し不安げな顔。

笑えないやつかも。と思いながらもまだ大丈夫という気持ちのほうが強かった。

 

 

 

ごあいさつ

お立ち寄りいただきありがとうございます。

子宮頸がんステージ1B2期で広汎子宮全摘出術を受けた経緯を記録しています。

同じ状況の方の情報収集にほんの少しでも参考になればと思います。

 

 

 

また書きます。

ももこ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自己紹介

はじめまして

ももこです。

お立ち寄りいただきありがとうございます。

このたびブログ始めることにしました。

拙い文章ですが、お手柔らかによろしくお願いします。

 

登場人物紹介

ももこ(私) アラフォー 

特徴  のんびり屋。ずぼら。楽に生きていたいタイプ。 人見知り。

趣味  読書。昼寝。美容。お酒。

 

 

蒼さん(パートナー) アラフォー

特徴  几帳面。繊細。優しい。人見知り。

趣味  料理。お酒。猫。

 

ひなた(長女) 女子高生

特徴  几帳面。女王様気質。マイペース。

趣味  テレビ。歌。美味しいもの。

 

しずく(次女) 小学生 

特徴  優しい。おしゃべり大好き。独占欲強め。

趣味  YouTube観賞。ダンス。

 

こんな感じの仲間たちと、毎日ドタバタと生活しています。

 

ステップファミリー開始

娘2人との3人生活から、蒼さんが加わり4人での生活をスタートさせたのは4年ほど前のこと。

もう娘たちはそれなりに大きいし、性格もバラバラな4人が同居することって大丈夫なのか!?

その時はまだ、どんな問題が発生するか想像もできませんでしたが、とりあえず始めちゃえ!ってことで始まりました。

問題は大小様々出てきました。これからのブログで綴っていきますが、

最初の問題をひとつ。

 

女子と男子問題!?お風呂の時間、長っっ!

同居開始してすぐのこと。

お風呂の時間問題が勃発しました。

 

蒼さんは帰宅後すぐにお風呂に入り、その日にやること全て終らせてからビールを飲みたいタイプです。

そしてお風呂にかかる時間が短い。せいぜい15分でドライヤーまで終了。

一方私は、帰宅後部屋着に着替えてすぐビールの缶を開けちゃうタイプ。

子どもたちも夕食後ダラダラした後、お風呂に入ることが多いのです。

加えて女子はお風呂の時間が長い。最低でも1時間はかかります。

蒼さんが帰宅した時点で、お風呂に誰も入っていなければいいのですが、先を越されたらアウト。待てど暮らせど出てきません。

お風呂に入るまではビールを開けられないので、だんだんイライラが募る蒼さん。

女子だけだと一緒に入ることも当然できるため、自分が出るまで脱衣所にさえ入れないという状況が想像できなかった子供たち。

 

蒼さんの帰宅時間が20時~22時。

私たちの帰宅時間が19時過ぎ。(会社帰りに2人を迎えに行って帰宅するパターン)

蒼さんが帰宅する前にお風呂に入るよう急かすも、おなかは減ってるし、ついついテレビ見ちゃうし、というかその前にまずお風呂掃除が終わってないこともしばしば…

なかなか上手いこといかず。

 

その後しばらくはお風呂問題は続くのでした。

 

きっと同じようなことで困った経験されてる方たくさんいるんだろうなぁ。

え。私がへたくそなだけ?

私の周りにもステップファミリーはいるけれど、そういう悩み?問題?

価値観や生活ルールの違いに戸惑うって声をあまり聞いたことないので知りたいです。

 

そんなこんなで、いきなり問題から始まったステップファミリーの暮らしぶりですが、また遊びに来ていただけたら嬉しいです。

また書きます。

 

ももこ